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No.526 授業参観

エッセイ「多摩川べりから」
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 卒園児の通う小学校から「新一年生はじめての授業参観」のお知らせが来た。卒業式や入学式になかなか出席できない小学校、この際と出かけてきた。
 近隣では恐らく随一のマンモス校。新一年生は261名、うち我が幼稚園からは4名の子どもが入学している。なんと、入学式は2部に分けて行い、記念撮影も当日ではなく後日に、生徒だけで撮影するという。1年生のクラスは全部で8クラス。三人が5組、一人が6組だった。何もかも驚きの連続で、目に新しいことばかりだ。
 授業は「こくご」。ちょうど入園して2週間ほどでもあり、自分の名前と好きなことをクラスの前でハッキリ伝え「どうぞよろしくお願いします」と自己紹介する。幼稚園ではあんなことこんなことが得意だったり苦手だったりしたあの子たちが、しっかり大勢の前で自分を紹介している。それから「あ・い・う・え・お」のきれいな発音を練習し、ドリルを開いて「う」の文字を練習した。45分授業を集中を切らさず最後までやり遂げている。卒園からわずか1ヶ月、成長しているんだ。それなりにいっぱい我慢もしているんだろう。でもみんないい顔をしている。
 授業参観なので四人のお子さんそれぞれのお母さん、お父さんも参加されている。園長の顔を見つけると驚いておられたが、でも出かけてきたことを素直に喜んでくださった。有難いことだ。子どもたちの中にも園長を認識して授業中手を振ってくれる子もいた。授業が終わってそれぞれお母さんお父さんの下に駆け寄った子どもたちに声をかけて挨拶する。「上手に自己紹介できてたねぇ」。嬉し恥ずかしの顔が初々しい。
 そういえば、卒園生の授業を見たのは初めてだったかも知れない。学校には行き慣れているので校舎であるいは通学路で見かけることはあっても。だからだな、なんだかよりフレッシュに見えたのは。
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