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No.161 困難を楽しむ

エッセイ「多摩川べりから」
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 川崎・鶴見地区総会が土曜日生田教会で開催された。17の教会・伝道所・集会にそれぞれ二議席ずつ与えられている中で、12教会22名の出席と3名の陪席があった。64.7%は都市部にあってはまずまずの出席だろう。
 2009年度の歩みと決算、2010年度の計画と予算がそれぞれ審議され、承認された。地区委員は毎年半数改選で、三宅宣幸教師が再任され、高橋博教師が返り咲いた形となった。また、議事の外で地区に来られた新しい教師、まぶね教会の飯川雅孝さん、同じく石井智恵美さん、宿河原教会の小林充さん、三田教会の星野健さんが紹介された。地区の穏やかさが議事に反映するのだろうか、ほぼ無風のまま総会は終了した。
 会場となった生田教会は次の年「2011年のクリスマスを新会堂で」というスローガンの下、礼拝堂建設事業に取り組んでいて、秋には現会堂が取り壊される予定らしい。地区集会でこの礼拝堂を使うことも最後かと思われる。わたしにとっても神学生時代に三年間通い詰めた教会でありまた礼拝堂である。それなりの感慨もある。当時から7〜80人の礼拝だったが、あれから四半世紀を経て、今では現住陪餐会員168名、礼拝出席約100名まで成長した教会にしては手狭であることは否めない。様々な曲折を経て取り壊し新築の道を選んだわけだが、その期限が迫ってなお教会には様々な意見が噴出しているらしい。基本設計も確定に至っていないのだとか。
 困難な状況ではあるが、禿牧師は「建築を楽しもう」と役員や建築委員会のメンバーに語っているという。まさにそうだろう。それ以外ない。
 地方教会では、こと「困難」には事欠かない。存続そのものが困難に陥っている場合だってある。その困難な状況で、しかし不思議と見えざる神の導きの手が垣間見られたりもするのだ。困難の中にあっても信頼して歩むことが出来る。まして礼拝堂建築。夢の実現に他ならないのだから。
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