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No.183 太刀打ちできないならば

エッセイ「多摩川べりから」
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 歴史上稀にみるバザーが終わった。  9月23日の天気予報は、その日が近づくまで連日降水確率が高まっていった。前日22日までは猛暑が続き23日には一転雨で急激に秋の気配が強まるという。信頼している天気予報のウェブサイトも当日が近づくにつれて雨マークが大きくなっていった。  そこで急遽22日の午後は、幼稚園の庭を大きなシートですっぽり覆うことにした。手に入れたのは1枚約40畳と約62畳の2枚のブルーシート、そして12畳の透明シートを店頭にあるだけ。問題は雨水をどこに逃がすかなのだが、ロープを引っ張ったり緩めたり、下からつっかえ棒で支えたりと、工夫を凝らした。途中水道水を放水して、雨の落ち方を確認し、午後いっぱいかかって作業を終えた。空しくなるようなかんかん照りの猛暑の中だった。  当日早朝5時を過ぎた頃から模擬店準備の部隊が作業を開始する。空模様は意に反して明るい曇り、時折日差しも射している。な〜んだ、と安心した途端スコールのような激しい雨が降り出した。自慢のシートにはみるみる雨が貯まりはじめ、ついに限界を超えて流れ出した。それも、放水までして確認したところとは全く別の、そして一番落ちて欲しくない場所へ。慌てて昨日のテント部隊は補修作業を開始する。  ようやく対策が終わった頃、今度は幼稚園全館が停電に。どうやら落ちてきた大量の雨水のしぶきが電源ドラムのつなぎ目に触れたようで、漏電ブレーカーが落ちてしまったようだ。この点検と復旧に電力会社も巻き込んで1時間あまり…。  時折思い出したように強い雨が降る一日、アクシデントに次ぐアクシデントだったが、こうなったら慌てず騒がずその状況を受け入れ楽しむしかない。こうして人々の記憶に残る歴史上稀にみるバザーは楽しく終わった。 (様子を知りたい=物好きな \(◎o◎)/! =かたは、「川崎頌和 おやじの会」のHPへ!!)
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