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No.196 京急で羽田

エッセイ「多摩川べりから」
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 一人飛行機で北海道へ向かう息子の見送りで、久々にのぼり京急線に乗って出かけた。国道15号から高架になった線路を眺めていたが、実際走ってみるとこれが実に面白い。  多摩川を渡ると空港直通の路線は高架に入ってそのまま京急蒲田の高架ホームから空港線に入り、次の糀谷まで一気に下る。所々単線になって、駅でもなんでもない場所で反対方向行きの電車が待ち合わせ停車している。動脈路線でこんな光景は見るチャンスがないだろう。面白い。  肝心の息子は搭乗予定の飛行機が函館からの折り返し便なのだが、函館空港が大雪のため出発できず、初めは2時間遅れ、そして次に3時間遅れのアナウンスがあり、この週報を作っている13時時点でまだ確定されていない。元々子どもの一人旅では、出発ロビーに入れるのは見送りの大人一人だけなので、あきらめてわたしだけ先に帰ってきた。  ところが、この京急線大改造のあおりで、京急蒲田駅がまた迷路のようにわかりにくくなっている。空港線ののぼりはこれまで同様地上を走っている。そして糀谷の手前の単線区間から高架下り線の線路に入り、そのまま最上階のホームに到着。この列車は品川方面行きだったので、川崎方面へ乗り換えようとしたら、乗り換え口方面の階段を一番下まで降りて、そこからまた階段を上ってようやくたどり着く始末。万歩計のカウントをいたずらに稼いでしまった。  とはいえ昔々大好きな箱根駅伝の中継中に「京急羽田線の踏切はやがて高架になり、通行に支障がなくなります」とアナウンスされていたあのことがようやく完成を臨む地点までたどり着いたのだから、それは多分すごいことなのだろう。空港線の乗車券が他の路線よりも高いのも…、これは簡単には頷けないなぁ。
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