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No.222 嗚呼、教区総会

エッセイ「多摩川べりから」
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 第126回神奈川教区総会が開かれた。  神奈川教区は2月と6月に総会を開いている。6月は前年度決算報告と教区の各部委員の選任などが行われる。  問題は起こるべくして起こった。各部委員の2つの委員会委員長に「北村慈郎教団免職教師」の名前があった。それがやり玉に挙がった。北村さんは教師なのか信徒なのか、免職である以上教団・教区の教務に関わる働きは出来ないのではないか、等々。また北村さんは紅葉坂教会を退任後、船越教会に招聘されたが、当然ながら教区の教務上は「教師」とはみなされていないが、「就任式の案内が来た」と問題にする。  これに対して教区は「教会が状況をわきまえた上で招聘するのは教会の自由な決断であって構わない、が、教区としては受理していない」「北村さんが教区の委員会や委員長を務めることは教師としての立場ではないから問題ではない」と答弁する。  結局、教憲・教規違反という事柄だけで突出したがために、現実問題に対する配慮も考慮もなかったことが、いっそうの混乱を引き起こし、当該教区に対して迷惑をかけているのだ。北村さんが教師なのかそうではないのかについて、どこも・誰も、明確に規定できない(そもそも教憲・教規に規定されていない=不備・欠陥)。「無理を通せば道理が引っ込む」とは良く言ったもの。恐らく免職推進派もそれがわかっているからこそ、早く幕引きを行いたいのだろう。いろんなところにぼろが出る。  それにしても、教区総会で被災教区への対応が話されはしたが、原子力問題については一言も出なかった。自分の問題だと思っていない証拠。隣人愛だ伝道だと説きつつ、その隣人のいのちと引き替えに電気を使いたい放題にしている傲慢さは、図らずもこういうところに顕わになるのだな。
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