ようこそ、川崎教会へ

No.400 選挙だそうだ

エッセイ「多摩川べりから」
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 さて、どうも本気で選挙をやるらしい。「アベノミクス解散」だそうだ。一瞬だけ「アベノミクスのせいで解散か、なるほど」と思ってしまった。テレビをつけたら、なんだ、真逆じゃないか。
 11月第1週は「永眠者記念礼拝」で、礼拝後出席者の方々とサンドイッチをつまみながら歓談するのが毎年の恒例。今年も某所に発注したのだが「11月1日発送分から値上げ」という通知が来た。なんと、記念礼拝は2日。だが、それも致し方なかろう。何せ小麦・バター・ハム・マヨネーズetc…、サンドイッチは「値上げ製品」の塊なのだ。これだけ直撃を受ける食品も珍しいかも。そしてこの値上げ、アベノミクスのせいなのだ。
 川崎駅から教会までのいくつかのルートの内、地下街を通るルートは初めての方にも案内しやすい。この地下街は「川崎アゼリア」という商店街、1986年の開業だ。だがこの秋頃から急速に閉店する店舗が増えた。どうも大規模な改修が計画されているらしい。そのため、約150ある小規模店舗のうち相当数が閉鎖・退去させられているのだ。跡地には食品スーパーなどが導入されるという。西高東低という川崎駅前の構造変化がげ主たる要因ではあるが、結局強く大きくなければ勝ち残れない、足を引っ張る小規模店舗は邪魔だということにほかならない。実はこれこそ「アベノミクス」なのだ。
 アベノミクスとは「大きいことはいいことだ」を通り越して「大きくなければ死んでくれ」ということ。共同体から切り離される個人を大量につくり出し全体主義に奉仕させる。それが目的なのか結果的にそうなのか、本当のところはわからない。だが、「秘密保護法」の強行採決や「集団的自衛権」の閣議決定という「アベノセイサク」を見れば、目的は明らかではないか。
 残念ながら民主主義がこれを生んだ。その強烈な反省があるならば「投票棄権・全面白紙委任」は出来まい。現状は変え得ないかも知れないが…。
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