ようこそ、川崎教会へ

No.418 送別の時、変化の季

エッセイ「多摩川べりから」
元のサイトで完全版を読む
 教安寺の墓地越しに見える通りの桜の花が一気に咲き出した昨日、川崎頌和幼稚園副園長を退任される梅﨑芙美子先生とのお別れバーベキューが行われた。現在の教職員はもちろん、以前の教職員や家族が総勢50名ほど集まって、賑やかで楽しい会となった。
 ご本人の日程だけは早々に確保してもらい、その中味については一切内密のまま、約一ヶ月準備を進めた。参加される方々にも出欠の確認をとりつつ、「本人には秘密にしております」とわざわざ注意書きを記して案内した。もちろんサプライズのプレゼントなどもあったのだが、何よりたくさんの方が参加するというそれ自体がご本人には一番のサプライズプレゼントだったようだ。作戦はほぼ成功だ。
 実は以前から、ご自分が退任するときはひっそりとしたいと熱望しておられた。だからその意思を尊重して大がかりなお別れ会などは企画しないことは既定路線だったのだが、では梅崎先生を送るに相応しい方法は何か、と知恵を寄せ合って考えた末、園庭でのバーベキューに至った。それがご本人の意にそうことなのかどうか、少し気掛かりだったのだが、ご本人が「区切りをつけていただけるということには大きな意味があると思った。葬式で皆さんがお話しくださったとしても私は聞くことが出来ないし、皆さんに直接お話しも出来ないのだから」と受け入れてくださった。
 幼稚園は新年度に向けてしばしの休日を迎える。尤も会計年度末でもあるために、園長にはまるで休日はないのだが。それに加え教会も久々に大きな工事・模様替えを進めている。整理しながら工事しながら、と気ぜわしい。それでも、年度にせよ模様替えにせよ、新しくなることはうきうきもする。単に陽気がそうさせるだけのことではないだろう。
 さぁ、新しい出発だ。
もっと見る