ようこそ、川崎教会へ

No.419 パンドラの箱

エッセイ「多摩川べりから」
元のサイトで完全版を読む
 2015年度のスタートとイースターが重なると、些か忙しい。何年か毎にこういうことはあるのだが、それでも今年はとりわけ忙しかった気がする。いくつかの原因が考えられるのだが、わけても一番は、教会ロビーの模様替え。
 振り返って見ると、昔から忙しくて大変なときにわたしは良く部屋の模様替えをしていた。どうしてなのかわからないのだが、そういう時に限ってなんとなくレイアウトを触ってしまいたくなるのだ。そして収拾がつかなくなる。今年はそれを教会ロビーで、しかもイースター前にやってしまったのだ。
 礼拝は毎週日曜日なのだから、月曜から土曜までの6日が勝負。当然礼拝のための日々の様々な準備や、第一日曜なので役員会、しかも教会総会目前なので議案報告書の原稿も提出期限がある。しかもイースター。加えて幼稚園も年度末をまたぎ、決算のための会計処理は当然のこと、新学期約30年ぶりの新体制でスタートを迎えるし、川崎・鶴見地区の総会も目前。地区だより2号の発行、地区会計のとりまとめもつまっている。挙げればきりがない。あぁ、パンドラの箱を開けてしまった。
 だが「失敗した!」とか「やっちまった!」という感覚はない。今回実はロビーだけでなく会議室も、礼拝堂左右の準備室も全て手をつけた。この事を通して教会のどこに何がどれくらいあるかほとんど全て把握できた。そしてかなり大胆に処分を断行した。それは大きなストレス発散効果があった。何よりも、新しくなることが嬉しいのだろう。自分がこんな状況を楽しめなければ、辛いこと・無駄なことでしかなくなる。そうではなかったからこそ、楽しんで時間を使えたのだ。
 もちろんそのために追い込まれたものはたくさんある。土曜日もまだそれから解放されてはいない。「ほんとに受難週だったなぁ」などと、ひと息呑気な感想を述べる余裕はあるのだが…。
もっと見る