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No.422 風薫る

 群馬で保育園長をしている友人が園庭に鯉のぼりを飾ったとフェィスブックに写真を載せてくれたのを見て、我が幼稚園もまだだったことを想い出し、急遽飾った。
 園庭の真ん中にシンボルタワー「とことこ」が出来て、長いロープを張ることが出来なくなり、最近は教会の屋上からトリデに向かってロープを垂らしていた。なかなか迫力があってよいのだが、子どもの目線からは少し遠すぎる。その上鯉がいつもロープに絡まってそれを直すのが結構大変。なにか良い方法はないものかと思っていたのだが、群馬の写真にヒントがあった。
 ロープを鯉の口から通してしっぽに抜き、2〜3匹を直列に並べる。特に小さめの鯉がよい。それを大門の上の単管パイプからとことこの渡り廊下やトリデに結ぶと、子どもの目線からもちょうどよく見られる。準備中も子どもたちが大勢寄ってきて嬉しそうに触って遊んでいた。
 屋上から斜めに渡したロープには大きな鯉と吹き流しをあげた。今年の鯉のぼりはなかなかダイナミックになった。
 以前にも書いたが、わたしが子どもの頃も鯉のぼりを飾るのは嬉しかった。今のようにナイロンやポリエステルではなく綿だった。風になびくものだから厚みもあって、しかも塗料も分厚く塗ってあった。雨露には弱いので夕方には取り下ろし、翌日またあげる。それが結構大変だったのだが、子どもにとっては取り下ろされた鯉の口にはまってみたり体に巻き付けてみたり、それはそれは嬉しくて遊んだものだった。
 大きなものをあげるには相当な場所も必要になる。そう考えると、こういったことが幼稚園で行われるのにも大きな意味と責任があるかも知れない。何より、喜んでくれる子どもたちが実際大勢いるのだ。そんなことを思いながらならば、絡まった吹き流しを解くのも少しは面倒でなくなるなぁ。