ようこそ、川崎教会へ

No.451 大切なことは多くある(!)

エッセイ「多摩川べりから」
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 幼稚園の2学期は子どもたちがグンと充実してくる季節。その成長に合わせて様々な企画が組まれている。10月のプレイデー、11月の園まつり、12月のクリスマス。今は園まつりの直前で盛り上がっている時期だが、経営者としては次年度新入園児が決定して、体制を固める季節でもある。
 わたしは保育に関しては素人だが、職場はもとより家庭にも教会(?)にも保育者が揃っている。勢い話題は保育現場を巡る様々な問題が占める割合が高い。そしてそういう話題の数々からたくさんのことを教えられる。保育の場で起こっていることは、唯一ではないがしかし間違いなく社会の縮図の一つなのだ。
 「保育士不足に対応するため、厚生労働省は認可保育所の保育士を来年度から幼稚園や小学校などの教諭資格を持つ人で代替することを認める検討に入った。」という。保育士の9月の有効求人倍率は1.85倍、東京都では5.44倍に上ったことが背景にあるらしい。保育士の配置基準に満たないために新規開園が遅れたり定員まで受け入れられないなどの事情が、これによって解消することを見込んでいる。幼稚園としては例えば川崎市では軒並み園児減少傾向が止まらない。どれだけ待機児童が増えていっても幼稚園を希望しないまたは出来ないのだ。だからこその新制度であり、あるいは認定こども園なのだろうが、むしろ従来型を希望する人の受け皿として、旧体制で居残り続けることも無意味ではないだろうと思う。
 何を最も大切とするのかと問えば当然「子どもの利益」と答える。だが、ではそのために何を、と問えば、恐らく多種多様な回答が挙がるだろう。それで良いのだ。たった一つである必要はない。
 旧体制を固守するとは言っても当然日々新たな取り組みに迫られる。だがそれはあくまで自発のこと。やらせられるのはやっぱりヤダなぁ。
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