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No.454 サンタにまつわるエトセトラ

 ノルウェーの新聞のニュースサイトに3日、サンタの訃報が流された。社は慌てて削除し、原因を究明しているらしい。中味はこんな記事だった。「1788年12月12日生まれのサンタが長い精力的な人生を送った末に死去し、今月28日に「北極の礼拝堂」で葬儀が営まれる。」
 今日6日はサンタクロースのモデルとされる聖ニコラウス(ミラ・リキヤの大主教奇蹟者聖ニコライ)の没日。ユリウス暦では19日がそれに当たる。もともとクリスマスとは別の伝承で祝われてきたようだ。「靴下の中にプレゼント」というのも、子ども時分に初めて聞いたときにはずいぶんとヘンな話しだなぁ、ちょっと臭ってきそうだなぁ、などと思っていたが、これもまた聖ニコラウスの伝説に基づくもの。投げ入れた金貨が暖炉に干してあった靴下に入って、その金貨によってその家の娘が救われるという話。
 その他にもクリスマス近辺にはいろんな登場人物がいて、いろんな面白いお話しに彩られている。サンタクロースはそんな様々なお話しのいわばシンボルのような存在、お話しを束ねる存在かも知れない。逆に言えば、「これこそホンモノのサンタのお話し」と呼べるような決定版とも呼べるたったひとつのものなんていうのはない、ということ。
 いろんなお話しが混交されることが「不純」なのか、あるいはそれこそ「夢」が詰まっているからだと思うのか。分かれ目はつまりそれを受け取る側に委ねられているということなのだろう。
 ただ、それをうまく(あくどく?)利用して、抜け目なくビジネスチャンスにしてきているのは事実。あるお菓子屋の店頭に「ホンモノのクリスマスケーキ売ってます」という看板が出ていたとか…。こういうのは笑ってしまうほかないのだが…。