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No.495 家庭(ネコの額)菜園


 幼稚園のプランターでもう何年もゴーヤーを育てているが、なかなか実が付かない。ついてもせいぜいピーマン程度。それもあっという間に黄色くなる。何でだろうと話していたら職員が「うちのは大きくなるから」と種をくれた。
 発芽用ポッドに植えて水をあげていたら窓辺で蔓を伸ばすようになった。この中の3株を屋上のプランターに植えて、捨てるには惜しい残り1株を教会西側の路地に植えておいた。
 屋上では中位の3本を収穫、だがその後が続かなかった。ところがほとんど期待していなかった西側路地の1株が、あれよあれよという間に立派に成長し、たくさんの雄花が咲き、雌花もつき始めた。と思ったらあっという間にキュウリぐらいの大きな実になった。それも1本2本…。9月も半ばを過ぎてまだまだ実が付いている。これまでに20本を超える、念願だった立派なゴーヤーができた。6割方は様々な方が持ち去って行かれたのだが…。
 この西側の路地には、教会員がもってきてくれたグミの木がある。「どうせなら実のなる木がいい」という強欲な牧師の思いに応えてくれたのだ。たくさんの実をつけて、園児たちの絶好のつまみ食い場所となった。さらに強欲は続いて、小さなビワの木も植えておいた。連れ合いが町田から鉢植えを背負って電車で持ち帰ったもの。もう1メートルくらいの背丈になっている。その隣には昨年のクリスマスを楽しませてくれたポインセチアが植わっている。ゴーヤーの陰に隠れてかなり大きくなった。さらに、これまた冗談でゴーヤーの隣にフウセンカズラも植わっていて、ゴーヤーの葉っぱの中にかわいい風船がたくさんぶら下がる。玄関に近い位置には、花屋で見つけたメキシコ唐辛子の株があって、小さな、しかし激辛の唐辛子が次々と出ている。
 乱雑で強欲な人柄がばっちり現れているネコの額のような楽園。狭い場所なので手入れができないと嘯きながら、結構癒されていたりする。