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No.498 明日天気になぁれ

エッセイ「多摩川べりから」
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 「11時頃には0.1ミリの降水量」というネット上の天気予報を頼りにしてプレイデーを決行した。ところが当日は朝から弱い雨が降り続く天気だった。開会式こそ雨とは呼べない天気だったが、そのうちだんだんと雨脚が強くなり、何度も園長・副園長・主任の打合せが続いた。そうして、エンジンスタート(いわゆる全員のかけっこ)と追っかけ玉入れ(籠を背負った人に玉を入れる)までグラウンドで行ない、それ以後は無理と判断した。
 アナウンスをして体育館に移った。当然、移動にかかる時間のロスが発生し、次の競技はプログラムを変更せざるを得なかった。それでも最善が尽くされたと言って良いだろう。
 批判はあって良いし当然である。だがそれでも行った以上の結果は得られなかったと信じる。裏事情を言えば、全てのプログラムで出来なかったのは「お父さんリレー」だけだった。それもエントリーしてくれたみんなを集めてデモンストレーションランをした上で、あらかじめ用意した景品を差し上げた。それ以外は全て決行した上で、最終的に終了時間に全てを終了できたのだ。
 もちろん様々な意見はあって良い。それでもなお、予定のほぼ全てを実行し、参加したみんなに満足を与えることが出来たことは、正直評価して良いことなのだと思う。遠慮することはない。
 つまりプレイデーもまた、幼稚園がやろうとしていること──つまりは選択と決断──が、大人の事情──つまりは大人の側の見栄えの良さ──で阻害されるのかどうかが現場で問われただけなのだ。そして頌和幼稚園に関わるそれぞれはその臨機応変に十分に対応したくさんの実績を積むことが出来たということだ。現場はナマモノなだけに、ひとつのことがたくさんの結果を生む。だが、むしろそれが良いのだ。あらかじめ予測できることが出来たからとて、何だというのだろうか。
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