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No.136 ついに臨時休園

エッセイ「多摩川べりから」
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 週明けの月曜日26日、いつも欠席連絡の入る時間に、幼稚園の電話は通話中を表す赤いランプが二つともつきっぱなしになっている。覚悟はしていたものの、予測を超える異常事態を予感して階下へ。  事務所では二つの電話が息つく間もなくかかり続ける。欠席を記入するノートがみるみる埋まって、書ききれない情報のメモが氾濫していた。総勢130人の幼稚園で、インフルエンザ欠席14名、原因未確定の熱欠席19名、その他体調不良・所用などで23名欠席、合計58名がお休みするという事態だった。欠席連絡は20分ほどの間のことだが、その時間に同じ人から連絡が入ったりもしている。つまり、20分の間に体調に変化が起きているのだ。なんともすさまじい光景だった。  結局早退などもあり、この日半数が姿を消した。急遽今週中の臨時休園を決め、緊急のお便り作成や関係者・関係機関への連絡などの対応に追われ、気がつくと午前保育終了、お帰りの時間だった。  周辺の小学校・中学校が学級閉鎖や学年閉鎖の措置を執る中、幼稚園は不思議と元気を保ってきたが、ここへ来て一気に感染者が増えた。幸い11月に入るとすぐに入園願書受付と入園面接、そして文化の日が続くので、4日にならないと登園できない。27日から30日まで4日間の臨時休園措置で実質8日間お休みが出来るわけだ。この間に、不調を直して元気に登園してくれることを祈る。  それにしても、園児のいない幼稚園はなんともへんてこな空間だ。出勤してくる教師たちも張り合いがなさそう。ここは紛れもなく子どもたちが主役で、活き活きのびのびしている場所なんだなぁ、などと改めて感じさせられる始末だった。  さて11月。元気になったみんなと、また賑やかに過ごそう。
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