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No.139 喜びの知らせ(=福音??)

エッセイ「多摩川べりから」
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 「がんばれ石河君」が単行本になった!!  といっても、ピンとくる人は少ないかもしれない。日本キリスト教団出版局で発行されていた月刊の「教師の友」に1982年4月号から連載された春名康範牧師作のマンガである。  わたしはちょうどその頃大学を除籍されて一年間のニートを終え、キリスト教書店へ勤め出し、CS教師を始めた頃だった。その後神学校に進み、出席教会の理解があって「教師の友セミナー」に連続して出させていただき、春名牧師とも親しくさせていただいた。何度目かのセミナーで、出席者有志の思いとして「「がんばれ石河君」の単行本化の誓願」を発表した。春名牧師がにこやかに「本気で誓願せいよ」と言われたことを思い出す。そしてこの出版を祝い、「本のひろば」12月号に、尊敬する高寺幸子さんが書評を載せられていた。教師の友編集委員のメンバーだった彼女とお近づきになれたのも「教師の友セミナー」だった。思えば「がんばれ石河君」の繋がりこそわたしと「教師の友」の繋がりの歴史であったのだ。  日本キリスト教団出版局の方針に沿うことがなかったためか(?)そこから単行本化は実現しなかった。連載開始から四半世紀を経て、作者自ら「どうしても一冊にまとめたい」という思いを実現された。結局何の力にもなれなかった一ファンとして申し訳なく思うと同時に、わたしたちの思いをも実現してくれた春名牧師に感謝したい。  あの頃のような、底抜けに楽しめた感覚はもう味わうことが出来なくなった。あの頃の仲間たちもそれぞれの教会で中枢を担わされる年齢に達し、強いられた恵みを実感していることだろう。本の出版が、なんだか同窓会のお知らせが届いたかのように感じられるのは、物思う秋故か?  さぁ、力をもらった。今日も一日、主を見上げて進もう!
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